昭和37年2月にスタートした、「山島の明日を考えるつどい」が60回を迎えました。

 コロナ禍で3年ぶりの開催となりましたが、地区の多くの皆さんに参加いただきました。

 これまで多くの、時代を反映したテーマで討論したり、講演を聞き、これからの山島はどうあるべきかを考えてきた歴史のあるつどいです。

 今年はメインテーマ「繋がりを大切に」として「治す医療から治し支える医療へ」と題して、白山石川医療企業団企業長、卜部 健氏に基調講演をいただきました。

 病気の急性期、回復期のみに関わる医療ではなく、これからは予防医療、早期発見、再発防止と治療後の慢性期の生活を支える医療を目指すとの心強いお話でした。

 また健康寿命を延ばすには、頭が元気であることと、足腰が元気であることが大切で、そのためには、運動をすること(歩く)と社会活動(人と人のつながりを大切に)をすることが大事、ピンピンころりが理想であるが、出来るだけピンピンが長くなるようにとの、ユーモアも交えた素晴らしい講演でした。

 エンディングはアイルランドティンホイッスルの山島駐在所 長谷川さん、フルートの白山署 石原さん、クラリネットの鶴来署 杉本さんの演奏で心が温まりました。